· 

私はマリア・カラス【映画】を見た

ようやく鑑賞できた。

満足である。私の世代よりは少し前の「スター」の実録フイルムで構成された紹介映画ではあるがとても魅力的に感じたのは、もはや現代では消えうせてしまったように感じている価値観の共有ができた気がするからだろうか?

彼女のカッコよさは正に、自分も周りも「疑う余地もない完璧なスターだ」日本で言えば、昭和の終わり頃までは辛うじて存在したメディアの産物的な価値観である。

そういえばつい1ヶ月前にも同じように胸が熱くなった。「ボヘミアンラプソディー」を公開初日に見た時だ。

あれは役者が演じていて、その演技がとても良かった。

フレディ・マーキュリーもまた「スター」であった。

思うに「スター」とはメディアの神or悪魔との契約であろう。交わす事の出来たものだけがまとう事を許されたオーラであり称号だった。インターネットが誕生し全てが変わるのは確かなことだ。メディアの形も在り方も大きく変わっている。だが、新たな概念や価値観がマスに定着するのにはもう少し時間がかかるのではないだろうか。とにかく日本の最近の風潮である「身近なスター」だとか「誰でもスター」的なビジネスに直結したようなチープでゲスな形は勘弁願いたいし、有り得ない事だと思う。

「アリー」というスターダムを駆け上がる少女をレディーガガが演じている映画も公開されていてそうである。があまり興味がない。作り話ならば、新しい価値観に出会いたいものである。なにげに仕組まれた話題性しか感じない。

見てはいないのでわからないが・・・